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資料解説
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2025文化財ウィークWeb展示資料解説「定火消の役宅である、八代洲河岸(やよすがし)火消屋敷内部の配置を示した平面図です。火消役の旗本は与力や同心、臥煙(がえん)と呼ばれる火消人夫を抱え、妻子とともに役宅で居住しました。「中間(ちゅうげん)部屋」に詰めていた臥煙は、夜は丸太を枕に眠り、火事の連絡を受けた不寝番(ふしんばん)に、端を槌で叩いて起こされ、出動したといいます。臥煙は町火消とともに江戸っ子の象徴でした。敷地内には火消屋敷の特徴である火之見櫓(ひのみやぐら)が建っています。資料は幕府作事方の甲良家に伝来したものです。」(This is a floor plan of the interior of the Yayosugashi Fire Station, one of the stations established by the Shogunate around Edo Castle. The hatamoto lived at the station with his family and oversaw various ranks of officials including the yoriki and dōsin, as well as the gaen firefighters who worked under their command.), 『第1回江戸資料展』図録解説p.30「現在なら消防署といえよう。中央部が役宅でここも表と奥に分かれ、奥には女部屋もある。周囲が道具置場や長屋で、頭のほか与力・同心や仲間(俗にがえん)も屋敷内に住んでいた。歌川(安藤)広重は初めここの火消同心であった。 」
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