カテゴリ
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/和漢書
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書名
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繪本月次遊
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エホン ツキナミ ノ アソビ
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絵本月次遊
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著者
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出版年・書写年
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元禄4年
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巻冊
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;;1冊
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大きさ(cm)
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25.6×18.3cm
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和漢書種別
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その他
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分類
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美術/書画、骨董/骨董(総)////
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書誌注記
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資料解説
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『子供の遊び』図録解説p.4「掲示は印字打ちの図である。これは子供たちが東西ふた手に分かれ、石つぶてを投げあい勝負を決める遊びで、本文中に「あやめのせつくには京もいなかも、らうにやく、うちましりて河原おもてに出て、石をつぶてとして、ゐんじゆきりをする(下略)」とあり、五月節句の日に行なわれたことが見え、『慶長見聞集』に隅田川で浅草の子供たちと、下総国牛島の子供たちとが印字打ちをした話しが記され、さらに『雨窓閑話』には、この遊びが鎌倉時代からあり、織田信長も子供の時印字打ちが好きで、子供たちに印字打ちをやらせ、褒美として永楽銭を与えたことが見えている。この遊びは石を投げるために手負や死人が出るという危険な理由で、寛永年間、幕府によって御制禁となった。変わって印字切り(菖蒲切り)という遊びが起り、これも禁止されて勝負打という遊びに変わり、この遊びもすたれ、やがて菖蒲刀や兜・幟などを戸外に飾る風習が生れ、さらにこれが五月人形へと移り変わっていった。 菱川師宣画 元禄4刊 1冊」/『第1回江戸資料展』図録解説p.23~24「(p.23)本書の刊年については異説がある。柳亭種彦は、元禄4年の刊記は埋め木したものであろうと言い、田中喜作も「浮世絵の研究」(15・16合併号)で天和3年説を採っている。内容は『12ヶ月品定め』として、江戸の年中行事を元旦の大名御登城から月次に12月の餅つきまで19葉におさめ、絵の上部にユーモラスな説明文、時には文末に句も付してある。師宣の板本のうちでも著名なもので、元禄期の風俗を知る好資料。/(p.24)提示の図は舟遊びの場面である。 図録に図版あり 菱川師宣 元禄4年刊 半一冊」/『江戸の夏』図録解説p.3「かたじけなくも日よし大ごんげんは御当家の御うち神にてましませは金銀をちりはめ宮社は天もかゝやくばかりなり誠に林鐘中の五日に御さいれいある也天下泰平御武運長久のために八百八町のうちよりあるとあらゆる風流をこしらへ一二のそなへを論しくじをとりいさみ/\て御城のうちより町々まて早天より終日まてねり御ともをする炎気の折なれば汗水をなかす事滝の水のことし見物の貴賎は左右にらちをゆいまはしそのうちにこそりて見る 祭礼やさあらばひやせまくわうり とある。古い時代の山王祭の例として掲出した。 菱川師宣画 元禄4刊 1冊」
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件名
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菱川師宣(ヒシカワ モロノブ )(1618-1694)
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文庫名
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東京誌料
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請求記号
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5265-5/東5265-005
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資料コード
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4300974171
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製作者
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東京都立図書館
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画像の使用条件
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パブリックドメイン
(詳しくは「画像の使用について」を参照)
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