カテゴリ /双六
題名
梅尽吉例双六  
ウメ ズクシ キチレイ スゴロク  
作者・画工
英一蜒  
ハナブサ イッチョウ  
英一蜒  
版元(出版者) 松本善兵衛
出版年 明和2年
大きさ(cm) 51.0×72.0cm
分類 ////
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 『双六』図録解説p.10「狂歌や俳諧の仲間が吟詠を集めて双六にしているものは、江戸時代も末になるとよく見かける。これは、明和2年、秀国を中心とする江戸座俳諧の人々の春興を双六仕立にしたものである。春興は、俳諧の仲間が新年に会を催し、その作品を摺って知友間に贈答するものであるが、この時の題は梅であったらしく、梅の異名・好文木を振り出しに梅尽しの29齣から成り、3つ物を上りとするなど、すべて正月らしい。「梅鉢」の齣に「梅鉢は賽のかへ名や絵双六」という句もある。秀国は買明門で初号を秀谷といい、寛政8年86歳で歿しているから、この頃50代半ばであった。勝間竜水の画で知られる『山の幸』を編んだのもこの年である。褪色しているが、よく見ると紅版の界線が入っている。「彫工大伝馬2丁目関口甚四郎」のほかに「板本日本橋3丁目松本善兵衛」が入っているので、売品としても扱われたかもしれない。」,特別コレクション39-8「近世を通じて繁栄した文芸に俳諧がある。春興は、俳諧の仲間が新年に会を催し、その作品を冊子または一枚物に摺って知友間に贈答するもの。掲出は、明和2年、秀国を中心とする江戸座俳諧の人々の春興を双六仕立にしてある。この時の題は梅であったらしく、梅の異名「好文木」を振り出しに梅尽しの29区画から成る。「梅鉢」のところに「梅鉢は賽のかへ名や絵双六」という句もある。褪色しているが、よく見ると紅版の界線が入っている。版元名も記されているので、売品としても扱われたのかもしれない。(Sugoroku (type of board game) depicting nothing but Japanese apricots)A form of literary art which thrived in modern times was the haikai (seventeen-syllable verse). People with an interest in haikai enjoyed spring by coming together in the New Year, and compiling their works into a booklet or onto a single sheet of paper, which they printed and gave away to their friends and acquaintances.This is a sugoroku of a group of people centered on Hidekuni, known as Edoza, with an interest in haikai, enjoying spring in 1766. The Japanese apricot was apparently the subject of their haikai at the time, and the sugoroku has 29 squares with all kinds of illustrations of Japanese apricot, with the start being "Kōbunboku," which is another name for Japanese apricot. If you look closely, you can see the edge of the red woodblock, although it is faded. The name of the publisher can also be seen, so perhaps it was sold, too.」
文庫名 東京誌料
請求記号 5259-S16/東S5259-S016
資料コード 4300411825
製作者 東京都立図書館
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