カテゴリ /双六
題名
智恵競幼稚双六  
チエクラベ オサナ スゴロク  
作者・画工
仮名垣魯文  
落合芳幾  
一惠齋芳幾  
版元(出版者) 菊屋市兵衛
出版年 文久1年11月
大きさ(cm) 60.0×72.0cm
分類 一般/家庭/玩具及子供風俗、子供風俗を絵画化したもの/子供遊び、子供風俗(子供の世界及び大人の世界を子供にて表わしたるもの)/
書誌注記 袋あり;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 『子供の遊び』図録解説p.2「双六は『和漢三才図会』に見えるインドの波羅塞戯(ばらそくぎ)が起りといわれ、これが中国に伝えられ、わが国へは奈良時代以前にすでに伝来していたともいわれる。初めは双六盤を使用する貴族・官吏などの遊びであったが、江戸時代になってから1枚摺りの絵双六が生まれ、やがて子供向の遊びへと変わり、絵の内容によって浄土双六、道中双六などいくつかの種類に分けられる。本双六は、じゃんけんふり出しから、書初(かきぞめ)まで27種類の遊びをとりあげ、子供どうしの対話入りで、歌川国芳の弟子芳幾の画になるもの。いたずらざかり、育ちざかりの遊びに熱中する子供たちが、ふくよかに描かれている。その幾つかをとりあげると どっこい-吹き矢で的(まと)をいる大人の賭博から、子供相手の遊びに変ったもので、命中する箇所によって、色々な玩具や菓子などが貰えたのであろう。 てぬぐい引-手拭を腕の関節にはさみ、たがいに引き合う遊び。 根ッキ-木の枝などを30センチ位の長さに切って先を尖らせ、地面に打ち込み、相手のものを打ち倒す遊び。五寸釘なども使っている。また地域によって、さまざまな呼称がある。 ます入-地面に大中小のマス形を3に描き、泥面子等をマスの中心近くに投げ入れた者が勝を得る遊び。 鬼わたし-おにごっこの事。 狐うかし-細紐で作った輪の向側に菓子袋をおき、唄をうたい、狐の真似をしながら、袋の中の菓子を瞬間に拾い上げる遊びで、一方は、そうはさせまいと、紐の端を持って呼吸をはかっている。」
文庫名 東京誌料
請求記号 0861-S12/東S0861-S012
資料コード 4300409246
製作者 東京都立図書館
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