カテゴリ /双六
題名
友寿々女美知具佐数語呂久  
トモスズメ ミチクサ スゴロク  
作者・画工
喜楽斎茶利人  
歌川広重(2代)  
二代  
出版年 万延1年5月
大きさ(cm) 61.0×73.0cm
分類 一般/家庭/玩具及子供風俗、子供風俗を絵画化したもの/子供遊び、子供風俗(子供の世界及び大人の世界を子供にて表わしたるもの)/
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 『子供の遊び』図録解説p.9「道草常習犯らしき子供が手紙をことづけられ、ふり出し早々遊びに巻き込まれて、道草をしながら37番目の上りへ、たどり着くまでを子供の遊びでつないだ双六。6ヶ所にポイントがあり、横丁へ入ってしまったり、ふり出しへ戻ったり、一気に上ってしまったりなど趣向がこらされている。2世広重は、初代広重の門人で、弘化から慶応にかけて作品がある。遊びの幾つかをとりあげると 13 廻りの/\の小仏は―数人の子供が手をつないで輪をつくり真中に鬼がはいる。子供たちは「廻りの/\小仏はなぜ背が低いな、親の日に魚(とと)食って、まま食って、それで背が低いな、後ろに居るものだアーれ。」とうたいながら廻る。止まった所で、鬼が背面の子供をあてる遊び。 16 道中駕籠―2人の子供が棒を肩にし、1人の子供を腹ばいにしてつかまらせ、これを2人でかつぎ、うたいながら歩くもの「道中駕籠やからかごや、牛より馬より安いな、これほど安いになぜのらぬ、ストトントンョ」 17 お亀じよん女郎まき12人の子供が縄の両端を持っていて、他の1人の子供が油断したすきに両方から縄でしばってしまうものである。「お亀じよん女郎まき、大根しょって躍(おど)れ」とうたう。 23 向うのおばさんお茶あがれ―向うのおばさん一寸おいでと同じ遊びか。 25 ちやん/\ぎり―二人の子供が右手を握りあい「ちゃん/\ぎりやちゃんぎりや、ちゃんが帰ったらまんまにしよ、おっかが帰ったら四文もらお」とうたいながら廻る。 26 草履近所―鬼定めの1つの方法で、子供たちの履物の片方を1列に並べ「草履近所、おてんまてんま(中略)一ぬけたアドンドコショ。」とうたいながら、履物を順に指してゆき、うたの終わりに当たった履物を順次持主に返し、最後に残った1人が鬼となる。 27 お尻の用心―何人かの子供たちが、各自、着物の裾を前よりつまみ、歩きまわりながらお尻のご用心ご用心、今日は二十八日、明日はお亀の団子の日」とうたいながら、他の子供の油断している間に、裾をまくってしまう遊び。」
文庫名 東京誌料
請求記号 0861-S11/東S0861-S011
資料コード 4300409237
製作者 東京都立図書館
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