カテゴリ /浮世絵
浮世絵種別 その他の浮世絵
画題等
卯年大小暦  
ウドシ ダイショウレキ  
絵師・落款
歌川豊広  
豊廣画「一◆(柳の異体字)齋」円形陰刻朱印)  
出版年 文政 2年
1819年
版種 /摺物/横
分類 絵暦、美術/書画、骨董/浮世絵/絵本、画帖/
書誌注記 ;貼込帖,「吾妻のにしき」所収;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 2022文化財ウィーク電子展示解説(3-1)「兎をかたどった、目貫(めぬき)(*)と思われる刀装具が収められた箱の蓋には「大小分」と書かれています。その箱を包んでいたとみられる袱紗(ふくさ)には、大の月である二、四、五、六、八、九、十一が、鍔(つば)の下に描かれた畳紙(たとうし)には小の月である正(一)、三、閏(うるう)四、七、十、十二がそれぞれ生地の柄のように描かれています。この大小の配列と兎=卯年から、文政2年(1819)己卯(つちのとう)の大小暦と推定されます。大小暦の愛好者には上級武士もいたことから、武士の魂を象徴する刀や刀装具をデザインしたものが少なくありません。淡い色彩の一見簡素な印象ですが、よく見ると、目貫や鍔、袱紗の裏側の模様が半立体的に浮き出ており、「空摺(からずり)」(*)という技法を用いた凝った作りであることがわかります。*目貫…刀の柄(つか)の中央付近に付け、茎(なかご)に開けられた穴に通して柄と茎を固定する、表裏一対の刀装具のこと。*空摺…版木に彫った模様を紙の裏から押し込むようにして浮き立たせる錦絵の技法のひとつ。(Month-Order Calendar for the Year of the Hare)In this calendar the long months are written on the silk wrapping cloth, and the short months on the wrapping paper below the crossguard of the sword. Some members of the warrior class were aficionados of daisho-reki too, so a considerable number of these calendars feature designs of swords and sword fittings that symbolize the warrior spirit.」
件名 歌川豊広(ウタガワ トヨヒロ)(?-1829)
文庫名 東京誌料
請求記号 5245-22(15-2)/東5245-022(015-02)
資料コード 4300578267
製作者 東京都立図書館
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