カテゴリ /浮世絵
浮世絵種別 その他の浮世絵
画題等
「無筆名所案内の圖」  
ムヒツ メイショ アンナイ ノ ズ  
出版地 江戸
版元
上総屋岩蔵  
出版年 嘉永元年(1848)~嘉永5年(1852)
改印等 村松、福
版種 大判/錦絵/横
分類 判じ絵////
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 2018文化財ウィーク展示資料解説p.4(16)「江戸時代には文字や絵に意味を隠し、それを当てさせる判(はん)じ物(もの)が数多く刊行されました。この絵は「名所案内の図」とあるとおり、形としては地図になっており、各コマの絵をヒントに名所の名前を判断します。例えば、中心の円(江戸城部分にあたる)の右上、象が門から半分姿を現しているのが「半蔵門」、円の左下は、桜と田で「桜田」などです。地名だけでなく、方角や枠外の題名・版元(はんもと)までもが判じ物になっています。(Illustration of Unwritten Famous Places)Numerous puzzles were published in the Edo Period in which people had to find the meanings hidden in words and pictures. As the name, Meisho An'nainozu (Picture Guide of Famous Places) indicates, this picture has the appearance of a map, with the picture in each square offering clues as to the name of the famous place.」,2012大規模企画展(57) 「事物や名前をそれとは直接関係のない絵や文字であらわしたものを判じ絵といいます。この絵は「名所案内の図」とあるとおり、形としては地図になっており、各コマの絵をヒントに名所の名前を判断します。左下に「日本ばしより道のり」として地名や寺社名が列記されており、これが回答のヒントになっています。「無筆」とは文字の読めない人」の意味で、文字通りに解釈すると「文字の読めない人のための名所案内図」ということになります。」,2003文化財ウィーク(21)「事物や名称をそれとは直接関係のない絵や文字であらわしたものを「判じ絵」という。当図は江戸の地名が判じ絵で描かれた地図になっており、題名も上部枠外に、え(絵)・ど(戸に濁点)・め(目)・い(井)・しょ(書物)・・・とあって「江戸名所判じ物尽くし」と読める。江戸城部分に当たる中心の円の右上、象が門から半分姿を現しているのが「半蔵門」、盤に帳面で「番町」、本に蝶々で「本町」とつづく。」,『第1回江戸資料展』図録解説p.8「絵解きの名所案内で、左下部の「日本ばしより道のり」に列記されたところが絵になっている。それがなければなかなか読めない。当時の文盲のほうがずっと勘がよかったようである。半蔵門などは理解しやすい。類似のもので暦が刊行されている。」
文庫名 東京誌料
請求記号 025-C7/東C025-C007
資料コード 4300511099
製作者 東京都立図書館
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