カテゴリ
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/浮世絵
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浮世絵種別
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役者絵
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画題等
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絵師・落款
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出版地
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江戸
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版元
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出版年
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天保11(1840)3
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改印等
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極
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画中文字
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「富がしの左衛門 市川九蔵」 「元祖団十郎慶安四年卯年初勤百九十年ノ寿」「弁慶 市川海老蔵」 「源義経 市川団十郎」「元祖団十郎慶安四辛卯年初勤 百九十年ノ寿」
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版種
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大判/錦絵/竪
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画の内容
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能仕立てでこのような場面なかったか
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分類
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役者絵/安宅関///
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上演年
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天保11(1840)03・
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上演場所
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興行名
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演目
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勧進帳 楼門五山桐
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カンジンチョウ サンモン ゴサンノ キリ
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役名・役者
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富がしの左衛門(2代)市川 九蔵、弁慶(5代)市川 海老蔵、源義経(8代)市川 団十郎
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書誌注記
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資料解説
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2013大規模企画展(17)「この錦絵は天保11(1840)年に江戸の河原崎座で『勧進帳』が初演された時の舞台を描いたものです。能の「安宅」を元に創作。弁慶役は5代目市川海老蔵(前名、7代目市川団十郎)、義経役は息子の8代目団十郎です。歌舞伎18番の1つ。「勧進帳」とはもともと社寺や仏像の建立・修繕などのため、金品を募り集める趣旨を記した文書のことです。歌舞伎の『勧進帳』は、兄源頼朝と不仲になった義経が、弁慶ほかの家臣とともに京から奥州へおちる途中、加賀国(石川県)の安宅の関を通過する際、白紙の勧進帳を「読み上げる」ことにより、難を逃れた一件を脚色したものです。安宅の関の題材は、歌舞伎や人形浄瑠璃でもよく脚色されており、初世団十郎も元禄15年に自作自演の「星合十二段」の中でこれを演じています。『勧進帳』を歌舞伎十八番に選定するにあたっては、背景を能舞台に模して松羽目※にし、衣装も能衣装を使うなど、能楽の簡素で典雅な演出様式を取り入れて歌舞伎化しました。絵に書かれている「元祖団十郎百九十年の寿」は、初演のときの海老蔵がこの新しい演出を誇りとしたことのあらわれです。音声でお聞きいただくのは、弁慶がみせかけの勧進帳を読み上げている場面です。※歌舞伎の中で、能に取材したものは、その舞台も能舞台を移したものが多く、この背景の板が能の松と同じものを描いたものを松羽目といいます。」
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件名
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歌川国貞(1世)(ウタガワ クニサダ)(1786-1864)
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文庫名
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東京誌料
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請求記号
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N017-5/東N017-005
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資料コード
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4300650145
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製作者
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東京都立図書館
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画像の使用条件
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パブリックドメイン
(詳しくは「画像の使用について」を参照)
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