カテゴリ /浮世絵
浮世絵種別 その他の浮世絵
画題等
「千代田之御表」「正月元日諸侯登城桔梗下馬」  
チヨダ ノ オンオモテ ショウガツ ガンジツ ショコウ トジョウ キキョウ ゲバ  
絵師・落款
楊洲周延  
楊洲周延  
出版地 東京
版元
日本橋区長谷川町十九番地 福田初次郎  
福田 初次郎  
出版年 明治30(1897)03・10
版種 大判/錦絵/竪
シリーズ名 千代田之御表
シリーズ名カナ チヨダ ノ オンオモテ
分類 法制/徳川幕府/法典、儀式、雑則//
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 2024文化財ウィークp.2(4)「毎月の定例の登城日や、正月などの行事日には、大名や役人が行列を仕立てて登城しました。登城の際、馬や駕籠から降りる「下馬所(げばしょ)」は大手門、内桜田門(うちさくらだもん)(現在の桔梗門)の 2 か所で、ここからは供を指定の数に減らし、徒歩で城内に入りました。城内にはさらに「下乗所」があり、ここまで駕籠や輿(こし)などで入ることのできる一部の大名も、御三家などを除き、すべて乗り物から降りて歩くきまりでした。「千代田之御表」は、周延が明治になってから江戸城の公式の場である「表」における行事等を描いた錦絵のシリーズです。(Alighting at the Kikyō Gate of Edo Castle on New Year’s Day (Chiyoda-no-On’omote Series) On designated castle visiting days each month and on special occasions such as New Year, the Daimyō lords and government officials would form a procession of visitors to Edo Castle.Visitors were required to alight from their horses and palanquins at predetermined spots allocated by rank, and walked into the castle from these spots with a reduced number of attendants. Created by the artist Yōshū Chikanobu in the Meiji period, Chiyoda-no-On’omote is a series of colored woodblock prints depicting special events and other activities in the omote or outer section of Edo Castle, which served as the castle’s official cer- emonial space.」,2016文化財ウィーク『いざ江戸城へ!』図録p.6「年始には、元旦から3日にかけて将軍への御礼言上(おれいごんじょう)が行われました。この年始御礼(ねんしおんれい)では、将軍に太刀(たち)を献上し、盃(さかずき)と呉服を拝領します。家格が高い大名ほど早く、かつ中奥に近い場所で謁見することができました。この錦絵は、元日に登城した大名が内桜田門(現在の桔梗門)から江戸城へ入っていく様子を描いたものです。行事や儀式の際は、こうした行列を組んで登城しましたが、内桜田門や大手門からは籠(かご)や馬から降り、歩いて本丸御殿へ向かわなくてはなりませんでした。(Dismounting at the Kikyōmon Gate of Daimyō Attending the Edo Castle on January First(from the Chiyoda no On-omote series))From January 1-3, Daimyō conveyed their New Year’s greetings to the Shōgun. The higher a Daimyō’s status, the earlier he was able to receive an audience with the Shōgun and the closer to Nakaoku it would be. This illustration depicts a Daimyō entering Edo Castle through the Uchisakuradamon Gate (Kikyōmon Gate) as they arrive on New Year's Day. From here, they had to dismount and walk.」,2011文化財ウィーク(5)「毎月1日・15日・28日の定例(月次(つきなみ))の登城日や、正月、五節句などの行事日には、大名や役人が行列を仕立てて登城しました。登城の際、馬や駕籠(かご)から降りる「下馬所(げばしょ)」は大手門、内桜田(うちさくらだ)門(現在の桔梗門)の2箇所で、ここからは供(とも)を指定の数に減らし、徒歩で城内に入りました。城内にはさらに「下乗所(げじょうしょ)」があり、ここまで駕籠や輿(こし)などで入ることのできる一部の大名も、御三家などを除きすべて乗り物から降りて歩くきまりでした。」
件名 楊洲周延(ヨウシュウ チカノブ)(1838-1912)
文庫名 東京誌料
請求記号 614-C1-6/東C614-C001-006
資料コード 4300601795
製作者 東京都立図書館
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