カテゴリ /浮世絵
浮世絵種別 その他の浮世絵
画題等
「千代田之御表」「御大礼之節町人御能拝見」  
チヨダ ノ オンオモテ オンタイレイ ノ セツ マチイリ オノウ ハイケン  
絵師・落款
楊洲周延  
楊洲周延(「楊洲」丸印)  
梅澤刻  
出版地 東京
版元
日本バシ区長谷川町十九番地 福田初治郎  
福田 初次郎  
出版年 明治30(1897)
版種 大判/錦絵/竪
分類 法制/徳川幕府/法典、儀式、雑則//
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 2022文化財ウィーク電子展示解説(9-3)「江戸城での「町入能」の錦絵です。将軍宣下(しょうぐんせんげ)などの慶事や大礼の際に江戸城の表向きで開催された祝賀能に江戸町人が招待されました。能の初日に各町から選ばれた5,000余名が、朝昼の二交代制で観覧しました。入場時は、雨に備えて傘が一本ずつ渡され、退場時には酒と菓子、後日に錢一貫が下賜されました。(Townsfolk Watching Noh Performed at an Important Festival (from the Chiyoda-no-On'omote series))Around 5,000 Edo townsfolk were invited to Edo Castle for a celebratory Noh theater performance on major occasions such as when a new Shōgun came to power. They received gifts of umbrellas, sake, and the like.」,2014文化財ウィークリーフレットp.7「この絵は、江戸城大広間の能舞台で演じられている能を、町民が拝見している様子を描いています。将軍宣下、世継の誕生など、徳川家にとって特に重要な祝儀の節に、町人が江戸城に招かれ、将軍はじめ武士と共に能を拝見することが許されました。これを「町入能(まちいりのう)」といい、江戸時代を通じて50回前後行われました。朝と昼の2交代、それぞれ2,500人ずつの町人が見物しました。当日は、1人に1本ずつの傘と強飯(こわめし)、饅頭と神酒(みき)、後日、鳥目(ちょうもく)(お金のこと)1貫文(かんもん)が下されました。(Townsfolk watching Noh performed at an important festival (from the Chiyoda-no-On'omote series))This illustration shows townsfolk enjoying Noh theater performed on a stage constructed outside the O-hiroma grand hall of Edo Castle. On particularly important occasions for the Tokugawa household, such as the Shogun Senge (imperial conferral of the title of Shogun) and the birth of an heir, it was customary to invite ordinary folk to the castle to watch Noh performances. This custom was known as machi-iri-noh.」,2013文化財ウィーク(59)「江戸城では、将軍宣下、世継ぎの誕生などの祝い事や重要な儀式の際、城の能舞台で祝儀能が催されました。江戸町民も城内に入り、白洲での見物を許されました(「町入能」といいます)。当日はまず、町人1人につき、傘1本と強飯(こわめし)が下されました。昼は町奉行から饅頭と御酒(みき)が下され、後日には鳥目(ちょうもく)(お金のこと)1貫文が下されました。」
件名 楊洲周延(ヨウシュウ チカノブ)(1838-1912)
文庫名 東京誌料
請求記号 614-C1-4/東C614-C001-004
資料コード 4300601777
製作者 東京都立図書館
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