カテゴリ /江戸城
資料群 重要文化財
題名
御本丸大広間地絵図  
ゴホンマル オオヒロマ ジエズ  
御本丸大広間地絵図 壱寸ヲ以壹間之割  
ゴホンマル オオヒロマ ジエズ  
御本丸大広間地絵図  
ゴホンマル オオヒロマ ジエズ  
数量 1舗
大きさ(cm) 87.0×105.0cm
縮尺 縮尺1:60
造営年度 万延度
建築区分
本丸  
大広間  
図面種類 平面図
奥書印記等 大棟梁甲良若狭控 万延元庚申年五月 万延元庚申年御普請絵図
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 2019文化財ウィーク(69),2014文化財ウィークリーフレットp.6「本丸大広間の平面図です。部屋ごとに室名、広さ、天井・床・建具などの仕様のほか、柱の種類と寸法なども書き込まれています。縁側も含めると400畳以上になる、とされています。図面左上の「大広間御上段」は、将軍が儀式の時に座る場所です。格式の高い書院造りと二重折上格天井、釘隠や引手(ひきて)などの錺金具がふんだんに使われ、豪華な装飾が施されていました。儀式の時は、大広間の上段、中段、下段とそれに続く二之間や三之間までの広い空間が使われ、まさに権威の象徴ともいうべき存在でした。上段右手にある帳台構は、将軍の大広間への出入口でした。(Floor plan of the O-hiroma)This is a floor plan of the O-hiroma grand hall in the Main Keep of the castle. It is said to have measured over 400 tatami mats (486 square meters). In the top left is the upper chamber, where the Shogun sat. This chamber was entered via the Onando-gamae in the right of the drawing.」/2013文化財ウィーク(41)「大広間は、江戸城内全ての殿舎の中でも最大で、東西は50mをこえ、広さは500畳以上といわれています。本丸御殿の中で最も格式が高い部屋で、将軍宣下や武家諸法度の発布、年始の御礼などに使われていました。上段・中段・下段・二の間・三の間・四の間などから構成されていました。」,2003文化財ウィーク(73)「万延元年(1860)11月に再建完成した本丸御殿、大広間の平面図。中央に設けた中庭、上段・中段・下段之間、二之間-四之間までのコの字型の配置とその周囲の入側(いりがわ)を描く。俗に千畳敷と言われたが、実際は約500畳、東西方向の寸法は約50m、江戸城御殿中最大の建物で、最も格式の高い御殿。将軍宣下を初めとする最重要儀式はここで行われ、床高、天井等の仕様で将軍の権威を演出した。」,2000文化財ウィークリーフレットp.1「万延度の大広間は、主な部屋が大きな凹字形に配置されている。玄関から近い順に東側に四之間、南面する三之間・二之間・下段が続く。北へ折れて中段・上段と続く二つの部屋は、その名のとおり、床の高さが7寸(21cm)ずつ高くなっていき、上段に座る将軍の権威を強調している。主室の周囲は入側(いりがわ)などで囲み、中央に中庭を設けている。大広間の広さは俗に千畳敷きといわれた。凹字型になったのは、明暦の大火後の万治度(1659)以降で、それ以前は巨大な長方形をなしていた。内題の裏に「御勘定方・御作事方・御目付方・吟味方」の朱書と印がみえる。奥書の「大棟梁甲良若狭控」とあわせて、この地絵図が造営に当たって公的に作製された3通のうちの、大棟梁控であることが判る。」
文庫名 東京誌料
請求記号 6162-19/東6162-019
資料コード 4300027421
製作者 東京都立図書館
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