カテゴリ /和漢書
書名
 
エホン アズマ アソビ  
著者
浅草菴[市人]∥編  
アサクサアン [イチヒト]  
[葛飾北斎∥画]  
[カツシカ ホクサイ]  
出版年・書写年 享和2年刊
出版年・書写年(西暦) 1802年刊
巻冊 3巻(版心);;3冊合1冊
大きさ(cm) cm
和漢書種別 その他
分類 一般/江戸/名所案内記、図絵////
書誌注記 ;;書名は題簽による;;;刊,整版,刊記なし;;内容細目:【上冊】1ウ2オ「芝神明宮 春景」、2ウ3オ「日本橋」、3ウ4オ「飛鳥山」、4ウ5オ「隅田川 春雪」、5ウ6オ「待乳山」、7ウ8オ「梅屋鋪」、8ウ「牛島中田屋」【中冊】1オ「浅草海苔」、1ウ2オ「王子稲荷社」、2ウ3オ「王子海老屋」、3ウ4オ「駿河町越後屋」、4ウ5オ「十軒店雛市」、5ウ「[長崎屋]」、6オ「元結匠」、6ウ7オ「三圍神社」、7ウ「[紺屋]」、8オ「今戸里」、、8ウ「繪草紙店」【下冊】1オ「小町櫻」、1ウ2オ「日暮里」、2ウ3オ「上野」、3ウ4オ「佃住吉社」、4ウ5オ「佃白魚綱」、5ウ6オ「品川汐干」、6ウ7オ「請地松師」、6ウ7オ「淺草祭」、7ウ8オ「新吉原」、8ウ9オ「浅草蓑市」、9ウ「鐙匠」,享和2自序あり,本書の初版は『東遊の部分すべてを除き、画図だけ残してこれに色摺を加えて』の題で、画図のほかに多数の狂歌を載せ、墨一色摺の一冊本で寛政十一年に刊行されたが、享和二年に狂歌『』と改題再版した。」(東京都立日比谷図書館『第1回江戸資料展』p.23),025-25アと序文、図柄は同じだが、色彩が異なる;;;〈般〉江戸勝景/東遊の狂歌を除いた改題本。〈参〉→東遊〔あずまあそび〕。〈欧〉欧州所在日本古書総合目録にもデータあり。;|//////////////|/
資料解説 2018文化財ウィーク展示資料解説p.6(32)「「東遊(あずまあそび)」(No.31)が好評だったため、色摺りで出された再版です。「東遊」に使用した板木(はんぎ)から狂歌部分を除き、挿絵部分のみ利用して出され、江戸名所の絵本に仕立てられています。この絵は蔦屋(つたや)重三郎(じゅうざぶろう)の耕(こう)書堂(しょどう)の店先を描いた絵です。山東(さんとう)京伝(きょうでん)の著作や狂歌本の宣伝札が並び、店の奥には錦絵が置かれています。入口では供を連れた武士が商品をのぞき込んでいます。なお、左奥の帳場に座る老人は、蔦屋重三郎とされています。(Picture Book: Amusements of Edo)Because of the popularity of "Amusements of Edo" (No.31), this was a second edition book of just the illustrations printed in color. This picture shows the front of Tsutaya Jūzaburō's Kōshodō store. The old man sitting at the back on the left is said to be Tsutaya Jūzaburō.」,大規模企画展2012(42) 「この模型は、『』の中に描かれている蔦屋重三郎(1750-1797)の「耕書堂」という絵草紙店の絵をモデルにしたものです。江戸独自の出版物を扱う「地本問屋」の中で、特に華々しい活躍をしたのが蔦屋重三郎でした。蔦屋重三郎は新吉原の生まれで、地縁を背景に吉原のガイドブックである『吉原細見』から出版事業を始めました。続いて、豪華な絵本や大判錦絵、稽古本、戯作類へと出版の幅を広げます。大田南畝や山東京伝ら、戯作者や狂歌師、浮世絵師と親交を深め、彼らの作品を次々と発行していきましたが、寛政3(1791)年、寛政の改革により、財産半減の処分を受けました。人物の上半身をクローズアップして描く、喜多川歌麿の美人大首絵や、東洲斎写楽の役者大首絵を売り出した板元としても有名です。」,文化財ウィーク2012(29)「蔦屋耕書堂という絵草紙屋の店先を描いた絵です。東洲斎写楽や喜多川歌麿を見出したことで有名な蔦屋重三郎の店で、山東京伝の著作や狂歌本の宣伝札が並び、店の奥には錦絵が置かれています。黄表紙や錦絵など、江戸独自の出版物を扱う店のことを地本問屋といい、絵師、彫師、摺師など、木版刷りに関わる様々な職人が活躍しました。」,大規模企画展2011(45)「(6ウ・7オ)三社祭(浅草祭)は浅草寺の観音様を川からすくい上げた3人を奉った三社権現のお祭です。3体の神輿が神殿内で儀式を行い、門前をでて町中を練り歩き、さらに隅田川を舟でさかのぼっていきました。江戸庶民の信仰が厚く、天下祭の山王祭、神田祭をしのぐほどだったと言われています。」,『第1回江戸資料展』図録解説p.23~24「(p.23)本書の初版は「東遊」の題で、画図のほかに多数の狂歌を載せ、墨一色摺の一冊本で寛政11年に刊行されたが、享和二年に狂歌の部分すべてを除き、画図だけ残してこれに色摺を加えて「」と改題再版した。展示品はこの享和版である。江戸の名所に庶民の生業の実写を添え、北斎として従来よりさらに伸長した画境に進んだ作品としても著名である。,(p.24)提示の図は日本橋十軒店の雛市で、店内から表の賑わいを見ている構図である。雛市は2月25日から3月3日まで十軒店のほか、京橋尾張町・人形町・浅草かや町・池の端仲町・牛込神楽坂・麹町三丁目などの各所に立った。」,大規模企画展2011(57)「蔦屋耕書堂という絵草紙屋の店先を描いた絵です。店の入り口には写楽を見出したことで有名な蔦屋重三郎の名前入りの看板が立ち、山東京伝の著作や狂歌本の宣伝が並び、店の奥には錦絵が置かれ、旅支度の武士が選んでいる姿が描かれています。草双紙や錦絵など、諸種の出版物は江戸土産としても大変人気がありました。」
件名 江戸地誌
文庫名 東京誌料
請求記号 025-25/東025-025
資料コード 4300923485
製作者 東京都立図書館
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