カテゴリ /浮世絵
浮世絵種別 役者絵
画題等
[浮世柄比翼稲妻]  
ウキヨズカ ヒヨク ノ イナズマ  
絵師・落款
歌川国益  
国益画  
出版地 江戸
版元
松  
松村 辰右衛門  
出版年 文政06(1823)3
改印等
画中文字 団□「遠からんものは音羽屋にちかくはよつて目にも三升のくわんくわつ出たち今りうかうのしらつか組通ひくるわの大門をはいればたちまち極らくじやうど 菊□「歌舞のぼさつの君たちのたへなる御声音楽はまことに天女あまくだり花ふりかゝる仲の町いろに色あるその中にごろつき組かいかづちの □「これをしらずや稲妻のはじまり見たり不破の関せきにせかれてめせき笠ふられてかへる雨に鳥 □「ぬるゝ心のからかさにねぐらかさふよぬれつばめぬれにぞぬれしかの君に □「くらべ牡丹のふうぞくに □「下谷上野の山かつら □「西に富士が根 □「北にはつくば □「思ひくらべむ □「だて小袖 □「かたなのこじりをとらへしお方なんとめさ るる □「これやこなたへごめん候へ身ハ此里へ通ひつめ 当世だらら大尽ハ人もしったる闇の 夜も吉原ばかり月夜哉ことに夜桜まばゆくもさきそろふたる仲の町此わうかんをよけずしてなんで身共が此さやへ武士の さやあてあいさつしふれ □ 「そりゃ此方より申事大ひろきくるわの内わがものがほの六法ハよしや男の丹前姿もようハ雲に稲妻ハもようハさのそこもとハ □「今くるハにかくれなき白つか組その名も高きふじつくば心にちがへば闇雲にぬけバつるぎのこれ稲妻 □ 「そのもようにはをかわり雨のふる夜も風の夜も通いくるわのかんばやしよるのちぎりもたへずしてあくるわびしきか つらぎとしっぽりぬれんぬれつばめむほうむたいの行きちがひよけて 通すも恋の道 □ 「そこをそのまま通さぬが、白つか組のだてしうのいちずく □ 「白つか組のずい市川かんしんどのとおいやれどまことハたしかに伴左衛門つつむとすれどものごしかつこう □「そのこハねこそおぼへあり昔男の光る君しかしはがねはなまぬるき、名古屋山三とみたハひがめか □「おもてをつつむめせき笠を取って貴殿の御面ぞう □「こなたのおもてをおぼゆるためその笠とって □「貴殿のかほも □「とふにたがハぬなごや元春 □「さいふハ不破の伴左衛門 □「たへて久しきめんくわいの □「ばしょも多きにあづまなる □「花の中なる花の頃 □「をりよく京の夜桜に □「よしや男のなごや氏 □「今の家名は寺西氏 □「折よくここで 両人「あひましたなあ   五柳亭徳升
版種 大判/錦絵/竪
画の内容 「不破伴左衛門 市川団十郎」「名古屋山三 尾上菊五郎」
分類 役者絵/不破と名古屋///
上演年 文政06(1823)03・06
上演場所
江戸  
市村  
演目
浮世柄比翼稲妻  
ウキヨズカ ヒヨク ノ イナズマ  
役名・役者 不破伴左衛門(7代)市川 団十郎、名古屋山三(3代)尾上 菊五郎
書誌注記 ;;;;;;;;;;;|//////////////|/
件名 歌川国益(ウタガワ クニマス)(生没年未詳)
文庫名 東京誌料
請求記号 M238-12-3/東M238-012-003
資料コード 4300633369
製作者 東京都立図書館
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